イノベーショナル・ビジネスのフロムウェスト。
毎日のありきたりな生活も、ほんの少し視点をずらすだけで色々な発見があります…。
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後発途上国のバンキング事情。そこには最先端技術が!
Opportunity International(オポチュニティー・インターナショナル)。ご存じの方も多い貧困層向けのマイクロ・ファイナンスを実施する非営利団体ですが、アフリカやアジア、南米の低所得者に事業を起こすための小額融資を行うことで生活の安定を図り自立を促す仕組みとして世界中から注目を集めました。



その将来性やビジョンに共感しシティ・グループ、ナイキやクレディ・スイスなど多くの企業が参画・支援をしています。貸出融資の完済率は98%を超える優良事業となり、今や世界で最も未来性と意義のある金融サービスと言っていいほどの成功事例になりつつあります。
※2008年事業実績データ⇒

いままで大手の金融機関では貸し付けなど考えられなかった低所得者に多額ではなく生活に見合った適切な融資を行い、事業計画や返済計画などにも踏み込み指導をしたり職業訓練を施すなどして借り入れる側と二人三脚で返済原資を確保する手法を実施しています。

このマイクロ・ファイナンスの更なる拡充に向け、生活インフラも整備されていない地域に住む人に適切にサービスを届けるために移動通信や生体認証などの最先端技術が役立っているようです。

未開の山村に銀行やATMがあるわけもなく、移動ATMや携帯電話通信を利用して融資の実行、貯金や支払いの処理ができるよう整備が進められています。
また、識字率の低さから自分の名前すら掛けない人も多く、公的なIDも持たないため指紋による本人認証が用いられています。



今まで、お金はコーヒー豆袋に入れておくのがあたりまえだった人たちがいきなり数千キロ以上離れた銀行にお金を預けたり、融資を受けたり、支払いをする…。技術革新から受けられる恩恵は計り知れません。
もともとは営利を目的とした事業ではありませんでしたが、マーケティング的にみると実質的な金融のロング・テール化とも言えるのではないでしょうか?

ICT技術が進化することによって、今までは実現できなかったサービスが世界中の人に届けられるようになる。社会は確実に新しい時代に入りつつあると感じます。



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