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iPhone+ICカードでエラーが出る? ケース・レビュー!
先日、iPhone 3Gと一緒にICカードを収納できるケースが巷で販売されていることをご紹介しましたが、本日は実際に使用してみた感想をご報告させていただきます。

対象製品はcase-mate社の「I.D.Case」とSmrtCase社の「Glide」という樹脂系のハードケース2点です。



それぞれの商品が完成度も高く、使用感も良いのですが、弊社としての注目点はICカードへの干渉の度合いです。

さて、それではそれぞれのiPhoneケースの特徴をざっとご紹介。

まずは、「I.D.Case」(case-mate)
・ケース背面に縦型ポケットがありクレジットカードなど2枚までのカードが収納可能。(※もちろん2枚の非接触ICカードを入れたら干渉しますのでICカードは1枚しか入れられません)
・ケースの装着感は非常に良く、iPhoneにぴったりフィットします。
・表面加工もツヤ消しのラバーコーティングが施され、手に吸い付くような吸着感があります。
・2枚収納タイプながらケース自体の厚さを感じさせません。



次に、「Glide」for iPhone(SmrtCase)
・ケース背面に横型のスロットがあり1枚のカードが収納可能です。
・素材自体が厚めの樹脂で、手触りも固めで握ったときのしっかりしたホールド感があります。
・カードを入れた状態で握ったときにカードのエッジが手に当たりますが、慣れたらさほど気になりません。
・ありがたいことにストラップが取り付け可能な場所が2ヶ所くらいあります。(※ストラップ取付用としてメーカーが用意したものではありませんので強度等の保証はできません)





全体的な印象で言えば、I.D.Caseはしっとりとした仕上がりで、完成度の高いジェントルなイメージ、高級感もありますがお値段もそれなりです…。 Glide は荒削りでワイルド、日常使いでキズなど気にする必要がなくタフな相棒という感じです。どちらがいいかはお使いになる方の好みによるでしょう。





上下写真:左側がI.D.Case、右側がGlide

それでは実際にICカードを装着して、その感度を試してみましょう。
(※もっとも、ICカードに影響を与えるのはiPhoneであってケースではありませんからどちらのケースでも条件は同じです)

使用したICカード:ICOCA
使用した場所:JR東海道線各駅、駅構内のコンビニ、PC接続のパソリ

結果
JR改札/10回通過のうち数回は不安定な反応(改札機によって反応のばらつきがあり無反応の場合はケースから取り出して改札)
コンビニ/3回の買い物で2回不安定(2度ほどタッチ)
パソリ/無反応

という結果でした。やはり、若干反応に影響が出やすくなるようです。
(※これらの結果がすべての状況に当てはまるわけではなく利用条件によって変わるものであることをご理解ください。)

iPhoneのケース自体は樹脂製のため影響はないはずなので、原因はiPhone内部に発生する反磁界ノイズの影響と思われます。


※なお、本ページに記載の使用感等は1ユーザーとしての感想です。あくまでご参考程度にお読みいただければ幸いです。


追記:iPhoneケース用干渉防止シールできました!
flux PIT-Mobileの詳細はこちら⇒



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