イノベーショナル・ビジネスのフロムウェスト。
毎日のありきたりな生活も、ほんの少し視点をずらすだけで色々な発見があります…。
<< May 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 定期入れにマナカ、トイカ… 2枚重ねご注意 by 中日新聞 WEB | main | 東急ハンズメッセへ行こう! (名古屋地区) >>
NFC市場の情勢-NXPとGoogleのタッグが席巻?


Sony Ericson(ソニーエリクソン)がスマートフォン「Xperia」の新型に搭載するNFCチップをNXPセミコンダクターから調達することが明らかになった。
Samsunが製造しているNexus Sに採用しているものと同型で"Google Wallet"に対応するために開発時間の短縮を狙ったものと思われる。

しかし、いくらEricson(スウェーデン)との合弁会社といえども、意思決定にはソニー本社の意向が大きく影響するものと思うのだが…。ソニー自身がモジュール提供に関与するという選択肢はなかったのだろうか?

2007年にNXPとSonyが合弁で設立した会社Moversa(モベルサ)で共同開発する予定であったMifareとFeliCaの共通プラットホームとも言えるUniversal Secure Access Module (U-SAM) も立ち消えになってしまい、いまやNXPの独壇場とも言える状態になっています。
※もはやMoversa.netのURLも存在しないようです。

イギリスやフランスをはじめカナダ、オーストラリアなどでも公共交通の非接触ICカードの決済にはMifareが採用されており、今後、これらMifare DESfireまたはMifare Plusのチップが内蔵されたSIMカードあるいはスマートフォン端末に移行するのは明らかですが、このチップが組み込まれた製品はNXPとライセンス契約をした少数の企業しか製造することしかできず、それらをコントロールすることで将来的にはNXPが世界中の市場を席巻することが予想されます。

海外企業の国際戦略は本当にしたたかですね…。



FLUX ON LINE はこちら⇒

Trackback URL
http://blog.fromwest24.com/trackback/1000018
TRACKBACK



TweetsWind